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【大学野球】小宮山悟監督の59歳の誕生日に大勝で早大ナインが勝ち点をプレゼント

スポーツ報知 / 2024年9月15日 20時51分

試合後の会見で笑顔を見せた早大・小宮山悟監督(カメラ・佐々木 清勝)

◆東京六大学秋季リーグ戦第1週第2日▽早大12―1東大(15日・神宮)

 早大が東大に大勝し勝ち点1とした。打線は2回、プロ注目の吉納翼(4年=東邦)が「完璧でした」と2試合連続となる右越え2ランを放つなど7得点。3回にも5点を追加し東大を突き放した。先発の宮城誇南投手(2年=浦和学院)は6回までノーヒットに抑える好投。香西一希投手(2年=九州国際大付)が8回に1点を失ったものの、最少失点で切り抜けた。

 この日は小宮山悟監督の59回目の誕生日。記念すべき日に今季1つ目の勝ち点を得たが、少しさえない表情を浮かべた指揮官。「(8回の失点がなければ)1年を通して東大に点を取られない。なにがなんでもそれをしたかった」と悔しがった。

 それでも、気分が悪いはずはない。以前は敬老の日が9月15日に固定されていたため「幼い頃は休日で学校でお祝いをしてもらったことがない。(勝利は)ありがたく思っています」。さらに初戦でも2本塁打を放ち、2戦3発となった吉納は「今日は監督の誕生日なのでこれ(ホームランボール)は監督に捧げたいと思います」と祝った。肝心の本人は「は?」と、とぼけて見せたがこれも照れ隠しだろう。教え子の活躍と配慮に誇らしげな表情を浮かべていた。

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