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「まだ未熟だった」巨人・菅野がフィールド内での行為を「反省」 後輩愛からの行動も

スポーツ報知 / 2024年9月16日 5時15分

5回2死一、二塁、細川成也を空振り三振に仕留め、雄たけびを上げる菅野智之(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 巨人6―3中日(15日・東京ドーム)

 マウンドを降りると、スタンドのG党から大きな拍手が菅野智之投手(34)に注がれた。「必死に投げているので、その表れだと思う」。レギュラーシーズンでは3年ぶり4度目の中4日での登板で、5回2/3を10安打3失点の粘投。18年以来の15勝目は次回にお預けとなったが、勝利につながる93球だった。

 今季5戦5勝だった中日と6度目の対戦。「中日も最近打線の調子がいいし、昨日もたくさんヒットも出ているし点も取れている。でも、その流れをズルズルいかない自信もあった」と3回まで内野安打2本だけ。3―0の4回は1点を返され、その後1死二、三塁とされたが、後続を断ち最少失点に抑えた。3―1の5回も2死一、二塁のピンチを招いたが、細川を150キロで空振り三振。両拳を強く握って雄たけびを上げた。

 その直前の2死一塁では、一塁・大城卓が捕れそうな福永のゴロ(結果は二塁内野安打)を捕りにいかなかったことから、プレー後に打球方向を指して本人に指摘。オフの自主トレをともに行うなど、人一倍の思いもあるからこその行動でもあった。それでも「フィールドの中でああいうことをしたのは、僕がまだ未熟だった。でも、卓三に関してはもどかしい思いが強い。頑張ってほしいと思う反面、僕も反省しています」。後輩愛を持ち、記録に残らないミスも投球でカバーした。

 次回は当初中5日で広島戦(マツダ)に向かうことが検討されていたが、中6日で22日・阪神戦(甲子園)で先発することが濃厚。「(前日まで)2連敗して嫌な流れでしたけど、また流れがつくれれば一番いいと思う」。負の流れを断ったその右腕で、チームに力を与え続ける。(田中 哲)

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