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長嶋茂雄監督が永久欠番「3」を再び背負うきっかけとなった大物スラッガーの巨人入団

スポーツ報知 / 2024年9月16日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第95回は江藤智。

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 江藤智はライバル広島の4番を担い、巨人にFA(フリーエージェント)移籍してきたスラッガーだった。

 1970年4月15日、東京都生まれ。関東(現聖徳学園)から88年ドラフト5位で広島入り。93年に本塁打王、95年は本塁打と打点の2冠を獲得し、99年オフにFAで巨人に移籍した。

 新天地での背番号「33」は長嶋茂雄監督から譲られたものだった。ミスターは第2次政権となった93年から背番号「33」をつけていたが、広島で「33」をつけていた江藤に譲るため、永久欠番の「3」に戻した。

 G党の記憶に残るのは、2000年9月24日の中日戦(東京D)。勝てば優勝という試合だったが、0―4とリードを許して9回裏を迎えた。抑えのギャラードから1死満塁とし、江藤が左中間へ起死回生の同点グランドスラムを放ったのだ。ファンのどよめきが収まらない中、続く二岡智宏のサヨナラ弾が右翼席に飛び込み、劇的なV決定。勢いのまま、ON決戦となったダイエーとの日本シリーズも制することとなった。

 06年に西武へ移籍し、09年限りで引退。10年からコーチ、3軍監督を務め、18年限りで退団した。

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