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J2ヴァンフォーレ甲府が首位・横浜FCに惜敗 FW鳥海芳樹「決めきる力の差が出た」

スポーツ報知 / 2024年9月15日 21時16分

後半38分に失点しうなだれる甲府の選手たち(カメラ・甲斐毅彦)

◇明治安田J2リーグ▽第31節 横浜FC1―0ヴァンフォーレ甲府(15日・ニッパツ三ツ沢球技場)

 J2ヴァンフォーレ甲府はアウェーで首位・横浜FCと対戦し、0―1で惜敗した。前半から粘り強く守ってしのいだが、決定機を作れぬまま、後半38分にCKからのチャンスをヘディングで決められて失点。取り返せずに連勝は「2」で止まった。

 シュートの本数でも3―13と圧倒された。大塚真司監督(48)は選手たちの健闘を讃えつつも「最後の最後に相手のパワー、力強さに負けた。(横浜FCの)厚みを打開するまではいかなった」と淡々と振り返った。攻撃の中心となったFW鳥海芳樹(26)は猛攻をかいくぐり、後半5分に左からのクロスをMF飯田貴敬(30)につなげる好機をつくったが、決まらず。「決めきる力の差が出たのかな」と単発に終わった攻撃を反省した。

 シーズン途中での監督交代もあり、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)で健闘した昨季に比べると、失速感は否めない。だが、7月に加入したブラジル出身のFWマクーラ(24)がこの日初めて先発するなど、戦力は少しずつ整いつつある。

 現在13位で、残り8試合。昇格プレーオフに進むには、取りこぼしは許されない状態だ。指揮官は試合後、選手たちに向け「一人ひとりが試合を決められる選手にならないといけない」とゲキを飛ばした。

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