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【高校野球】八戸学院光星、3番・久保諒之輔が3戦連発となる勝ち越し2ラン「狙ってました」

スポーツ報知 / 2024年9月16日 6時50分

5回2死一塁から勝ち越し2ランを放ち、ガッツポーズをする八戸学院光星・久保

◆高校野球秋季青森県大会 ▽準々決勝 八戸学院光星4―2弘前東(15日・八戸長根ほか)

 青森準々決勝で弘前工が八戸に6―0で快勝した。02年以来22年ぶりの秋季東北大会(10月12日開幕、福島)出場に王手をかけた。背番号1・工藤渉投手(2年)が相手打線を2安打に封じ、14日の3回戦に続き2日連続完封の力投をみせた。八戸学院光星は3番・久保諒之輔左翼手(2年)が3試合連発となる勝ち越し2ランを5回に放ち、弘前東に4―2で競り勝った。

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 狙い澄ました一撃だった。2―2の5回2死一塁、八戸学院光星・久保が初球の内角高め直球を強振。打球は右翼芝生席に飛び込む勝ち越し2ランだ。生還後に力強く叫んで喜びを表した久保は、「一発で流れを変えようと思った。あの場面では(本塁打を)狙ってました」。7日の2回戦・東奥義塾戦の2ラン、14日の3回戦・東青連合戦の3ランに続き、これで3戦連発。高校通算も17本に伸ばした。

 準々決勝で敗れた今夏の青森大会は2年生で唯一ベンチ入り。「今度は自分が引っ張って、しっかりしないといけない」と責任感を力に変えた。これまでは凡退したりミスをすると下を向いてしまったというが、今は自身の結果に関係なく声を出してチームを鼓舞。「先輩たちがやっているのを見て、自分もああならないといけないと思った」と中心選手の自覚十分だ。

 「あれくらいの力はある。毎試合長打を打ってくれれば」と仲井宗基監督も期待をかけた。責任の重さがプレッシャーになる選手もいるが、久保は「期待してもらったほうが力が出ます」ときっぱり。周囲の期待をバットに込め、チームの勝利のために打ち続ける。

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