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ヤンキースVSレッドソックスの故意死球疑惑から一夜明け、両軍監督は大人の対応

スポーツ報知 / 2024年9月16日 3時46分

◆米大リーグ ヤンキースーレッドソックス(15日 米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ヤンキースの先発は左腕ロドン。ツープラトン制が基本方針のレッドソックスは、先発試合で5試合連続中の吉田正尚外野手を「6番・DH」で起用。左腕先発にも関わらず、先発に名前を連ねた。また、同カード第3戦(14日)にヤンキースの先発ゲリット・コール投手のディバースへの死球ついて、敵将コーラ監督が「故意死球説」を唱え、不快感を示してから一夜明けたこの日、両軍の監督は大人の対応で、一件落着となった。

 同カード最終戦の試合前、ヤンキースのブーン監督は「最初に言っておきたいのは、故意ではないということ」と反論。コーラ監督と個人的に連絡したことを明かした上で、「私は、彼の監督としての手腕を尊敬している。監督というものは、ああいう状況、出来事をチームの結束を固めるために利用することがある。あっちもプレーオフのスポットを目指して戦っている訳で、選手を刺激するためにね」と、私見を語った。

 一方、三塁側ベンチでコーラ監督は「こっちのダグアウトから見えるものと、あっちのダグアウトから見えるものは、違う。彼(ブーン監督)には、私の立場に立てば、私のコメントも分かるはず、と言っておいた」とニヤリ。一方、不調だったディバースが、敬遠四球の後で迎えた5回の打席で、右前2点適時打したことを喜び、「3週間程、キャリア最悪の調子だったが、あれで目が覚めた」と解説。「もし、我々がプレーオフに出れたら、シーズンを振り返って、あの試合が分岐点になる。正直、そうなって欲しい。そして、プレーオフでコールと再び対戦し、今度は本当の勝負を挑んで欲しい。プレーオフへの道のりは長いが、そうなることを心から願っているよ」と語った。

 故意死球で乱闘を呼ぶより、大人の落とし所を探った両指揮官。死球遺恨は、一夜明けて、穏便に収拾された格好だ。

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