米エミー賞で真田広之主演、プロデュースの「ＳＨＯＧＵＮ 将軍」が作品賞など史上最多１８冠

　テレビ界の最高峰の賞とされる米国の「第７６回エミー賞」の授賞式が１６日（現地時間１５日）、米ロサンゼルスで行われた。俳優の真田広之が主演・プロデュースを務めたドラマ「ＳＨＯＧＵＮ　将軍」（ディズニープラスで独占配信中）が、作品賞を受賞した。

　真田は「これまで時代劇を継承して支えてくださった全ての方々、先生方に感謝したいと思う。受け継いだ夢と情熱は海を渡り、国境を越えた」と喜んだ。

　現地時間８日に発表された前哨戦となる「クリエイティブ・アーツ・エミー賞」では、史上最多の１４部門を獲得。授賞式を前には、ＭＣから「（主要部門が）発表される前だが、『ＳＨＯＧＵＮ　将軍』はすでに歴史を塗り替えた」と紹介されていた。主要部門のうち助演男優賞（浅野忠信、平岳大）、脚本賞ではいずれも受賞を逃したが、主演男優賞を真田、主演女優賞をアンナ・サワイ、監督賞をフレッド・トーイ監督が受賞し、史上最多となる１８部門を獲得した。