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【セントライト記念】アーバンシックが鋭く差し切り重賞初制覇 ルメール騎手「菊花賞でもチャンス」

スポーツ報知 / 2024年9月16日 15時54分

セントライト記念を制したアーバンシック(中)(カメラ・池内 雅彦)

◆第78回セントライト記念・G2(9月16日、中山競馬場・芝2200メートル、良)

 1~3着馬に優先出走権が与えられる菊花賞トライアルは3歳牡馬14頭によって争われ、クリストフ・ルメール騎手と初コンビだった2番人気のアーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎、父スワーヴリチャード)が、前走の日本ダービー11着から巻き返し、重賞初制覇を果たした。皐月賞4着馬の勝利は01年のシンコウカリド以来、23年ぶり4度目。ルメール騎手は9度目の騎乗で初勝利となった。勝ちタイムは2分11秒6。

 2着は1番人気のコスモキュランダ(ミルコ・デムーロ騎手)、3着は3番人気のエコロヴァルツ(岩田康誠騎手)だった。

 クリストフ・ルメール騎手(アーバンシック=1着)「良かったですね。春にダービーに使った馬だから、能力があって自信がありました。秋は大人になっていて、絶対にいい競馬ができると思っていました。(最後の直線は)良かったですね。外に出してギアアップしました。すごくいい脚でした。(クラシック最終戦は)ゴールまで伸びてくれて、まだ良くなると思います。(3000メートルの)距離はもつと思う。菊花賞でもチャンスはあると思います」

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