【セントライト記念】武豊騎手は初コンビのスティンガーグラスで5着「はじけそうな感じはあったが…」
スポーツ報知 / 2024年9月16日 17時6分
◆第78回セントライト記念・G2(9月16日、中山競馬場・芝2200メートル、良)
1~3着馬に優先出走権が与えられる菊花賞トライアルは3歳牡馬14頭によって争われ、クリストフ・ルメール騎手と初コンビだった2番人気のアーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎、父スワーヴリチャード)が、前走の日本ダービー11着から巻き返し、重賞初制覇を果たした。皐月賞4着馬の勝利は01年のシンコウカリド以来、23年ぶり4度目。ルメール騎手は9度目の騎乗で初勝利となった。勝ちタイムは2分11秒6。
2着は1番人気のコスモキュランダ(ミルコ・デムーロ騎手)、3着は3番人気のエコロヴァルツ(岩田康誠騎手)だった。
武豊騎手(スティンガーグラス=5着)「一完歩目の出る感じで、レースが限定されてしまう。道中のリズムは良かったし、はじけそうな感じはあったが…。トビはいいけど、体の感じは非力。素質があるし、成長すれば楽しみですね」
戸崎圭太騎手(アスクカムオンモア=6着)「乗りやすい馬だが、終始、促す感じだった。楽な手応えでいけるイメージがあったんですけどね。休み明けだし、使った方がいいのかもしれません」
菅原明良騎手(タンゴバイラリン=7着)「枠が外だったけど、向こう正面では2頭目に入れたし、いい競馬はしてくれました。スピードがある馬に置かれてしまったけど、最後は盛り返したし、しぶとい競馬をしてくれました」
小林勝太騎手(パンジャ=8着)「1勝クラスの馬だけど、強気な競馬をして3コーナー、直線と反応してくれました。力をつけてきています」
丹内祐次騎手(タガノデュード=9着)「いいポジションは取れたけど、ちょっと伸びきれませんでした」
横山和生騎手(エコロレイズ=11着)「スタートも決まったし、メンタル面の成長は伺えました。強いメンバー相手にしっかり勝負しての結果です。仕切り直しですね」
横山武史騎手(ルカランフィースト=12着)「ゲート入りの時に苦しがるところを見せていました。駐立は大丈夫でスタートは出てくれたけど、時計が速いし、ついていくのがやっとでした。自己条件で仕切り直しですね。精神的に苦しい部分が出てきているかもしれません」
田辺裕信騎手(アスクハッピーモア=13着)「返し馬の感じは芝でもと期待させる感じだったけど、ゲートの中でバランスを崩してスタートが決まりませんでした」
佐々木大輔騎手(サルヴェージワーク=14着)「メンバーが強かったですね。自己条件ならチャンスはあると思います」
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