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【阪神】4連勝で阿部巨人に2差ピタリ 08年以来のシーズン甲子園37勝目 大竹耕太郎が2年連続2ケタ10勝目

スポーツ報知 / 2024年9月16日 17時28分

6回無失点で2年連続の2ケタ勝利を挙げた大竹(カメラ・豊田 秀一)

◆JERAセ・リーグ 阪神3―0ヤクルト(16日・甲子園)

 阪神が連勝を4に伸ばした。08年以来16年ぶりに甲子園でシーズン37勝目。首位・巨人とは2ゲーム差のままだが、甲子園7連戦を6勝1敗で終えた。

 先発・大竹は6回3安打無失点で10勝目。移籍1年目で12勝を挙げた昨季に続き、2年連続2ケタ勝利だ。

 初回は2四球などで2死満塁を招いたが、無失点。「長打を恐れて慎重になりフォアボールで無駄なランナーを出してしまいました」と振り返ったように自己ワースト5四球を与える苦しい投球。それでも2回以降は超スローボールも駆使しながら修正。「勝負どころの一球を間違えず、粘ってゼロを並べられたところはよかったと思います」とコメントした。これで対ヤクルト戦は通算9戦で無傷の8勝。“ツバメキラー”ぶりを発揮し、勝利を呼び込んだ。

 打線は3回無死一、二塁でクリーンアップが凡退。5回1死一、二塁で中野が併殺打に倒れるなど再三の好機を生かせず。嫌な空気が流れる中、6回3連打で無死満塁。前川の中犠飛で先制。2死満塁からパスボールの間に追加点を挙げた。

 さらに7回には森下の適時打で突き放した。

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