【元大関・琴風の目】立ち合いを見逃すな…10日目大の里VS霧島の勝者が賜杯を抱く可能性が高い
スポーツ報知 / 2024年9月17日 6時45分
◆大相撲 ▽秋場所9日目(16日、東京・両国国技館)
関脇・霧島が自己最速での勝ち越しを決めた。西前頭5枚目・湘南乃海に寄り切りで完勝し、唯一の1敗を死守。10日目は全勝で単独トップをひた走る関脇・大の里との直接対決が組まれた。
霧島は万全だった。立ち合いで左を差して右前まわしを取った。脇を固め、湘南乃海の左肘を殺し拝むように引き付けた。強かった時の霧島だ。下半身が安定している。どっしりしているから体が浮かない。腰から下に力が入って、上半身と連動しているからバタバタした場面も少ない。
後半は優勝争いへの星の潰し合いになるが、今場所は誰が大の里の勢いを止めるかが焦点になる。10日目に指名されたのが霧島。本来なら14日目あたりに見たい好一番。もったいない気持ちもあるが、私は勝った力士が賜杯を抱く可能性が高いと思う。大の里に限っては、賜杯と同時に大関も手にすることになる。
ポイントは立ち合い。大の里の圧力をしのいで回り込めば、霧島にもチャンスは生まれる。少し体を右にずらして右前まわしを取ることもありだ。馬力負けしたら勝負にならないことは霧島も承知している。立ち合いを見逃すな。(元大関・琴風、スポーツ報知評論家)
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