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【阪神】岡田彰布監督「ヒーローインタビューも前川やと思ったから最後まで出したよ」好捕&決勝犠飛の活躍絶賛

スポーツ報知 / 2024年9月17日 5時0分

ハイタッチで勝利を喜ぶ大竹耕太郎(左)と岡田彰布監督(カメラ・谷口 健二)

◆JERAセ・リーグ 阪神3―0ヤクルト(16日・甲子園)

 つかみ取った1勝をかみしめた。首位・巨人との2差をキープし、大逆転Vへ望みをつなぐ4連勝に沸く甲子園。阪神・岡田彰布監督(66)は「今日は初回から前川のゲームかなと思ったんで、何とかしてくれると思ってた。ヒーローインタビューも前川やと思ったから、もう(守備固めの島田を起用せず)最後まで出したよ」と攻守に大活躍の若虎を絶賛した。

 初回、先発の大竹が1安打2四球で招いた2死満塁のピンチ。増田の大飛球が浜風に乗って左翼ポールに向かって伸び、大量失点も覚悟した瞬間だ。前川が「ギリギリ捕れるかなと思った」とフェンスに激突しながらド根性キャッチ。窮地を救った。打っても0―0の6回に田口から先制の中犠飛。決勝点となっても「最低限かな」と謙遜したが、前日15日に決勝弾を放った21歳の勢いは止まらない。

 1軍デビューした昨季は33試合に出場してブレイクの兆しを見せたが、体調不良で出場登録抹消された8月2日以降は2軍暮らし。Vロードを歩めなかった悔しさを糧に、今季は106試合で打率2割6分8厘、4本塁打、39打点と飛躍した。課題の外野守備も日々の鍛錬で向上させ、この日の好捕につなげた。

 チームは今季19度目の完封勝利で、貯金は同最多11。甲子園での勝ち星は、優勝した昨季の36勝を超え、41勝を挙げた2008年以来、37勝に到達した。盤石の昨季Vメンバーに“新戦力”が融合し、勝負の甲子園7連戦を5勝1敗(12日は悪天候で中止)で乗り切った。岡田監督も「地の利もあるからな。まあ、十分じゃないか」と手応えを得て、残り10試合に向かう。虎が巨人の背中から離れない。(中野 雄太)

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