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真田広之と共演経験のある元力士・田代良徳「演じるだけでなく、監督目線で撮影に取り組んでいた」

スポーツ報知 / 2024年9月16日 22時44分

田代良徳

 米テレビ界の最高峰とされる「第76回エミー賞」の発表・授賞式が16日(現地時間15日)、ロサンゼルスで行われた。俳優の真田広之が主演・プロデュースを務めた連続ドラマ「SHOGUN 将軍」(ディズニープラスで配信中)で、日本人初の主演男優賞を獲得。さらに連続ドラマ部門作品賞など18冠に輝いた。

 キアヌ・リーヴス主演の人気アクションシリーズ第4弾の映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」(2023年)で真田広之と共演した、元力士で俳優の田代良徳が16日、スポーツ報知の取材に応じ、米エミー賞主演男優賞受賞を祝福した。

 真田の存在を「雲の上すぎる役者であり、異次元の方」と表現した田代。米エミー賞で主演男優賞受賞した真田に向けて「私なんかが言うのはおこがましいくらいですが、おめでとうございます!」と快挙をたたえた。

 田代は、映画「ジョン・ウィック―」でホテルの支配人・シマヅ(真田)の護衛役を熱演。ドイツで真田、キアヌ・リーヴスとともに約4週間、殺陣などアクションの特訓に励んだ。

 「受け身の取り方や、銃で撃たれたときのアクションを真田さんの隣で学びました」と明かし「代役なども立てずに、あそこまでストイックに撮影に挑む姿に衝撃を受けたし、『ハリウッド俳優として本物だな…』と感じました。(芝居に)魂が入っていますよね。一番最後まで稽古に臨んでいる姿を見て『ちょっと息が上がったくらいでやめられないな』と思いましたよ(笑い)」と振り返った。

 真田が「SHOGUN 将軍」がここまで世界的に評価された要因に関しては「海外の人が描く日本ではなく、真田さん自身が求めるリアリティーが追求されている。決して間違った日本の描かれ方をしていなかったです」と分析した。

 映画「ジョン・ウィック―」の稽古初日、田代が相手を突き飛ばすシーンの練習に励んでいると、真田から「いや~、やっぱり本物は違うね! 迫力があるね」と気さくに声をかけてくれたといい、特にうれしかったようだ。

 同作では、「真田さんが役者の域を超えて、演出面にもこだわりをみせる場面もありましたね。ただ演じているだけでなく、監督目線で撮影に取り組まれていました」とエピソードを思い返していた。

 「映画で『これ以上誰も通すなよ』と言う真田さんに『YES!』と返答するセリフがあったんですけど、『なんて言うのが一番いいんだろうね、はいと言うのもかわいく聞こえてしまうし…』(真田)と監督を交えて話し合うことがあって。『HEY!』と低音で威圧感を出しながら言うのがいいねという結論になったのですが、監督と僕ら役者の間に入りながら、熱心に考えてくれました」

 真田との共演を経て「スタッフらへの真摯(しんし)な態度、撮影の取り組み方を考えさせられた。お手本を見せてもらいました」。続けて「機会があれば、ぜひまたご一緒したい。私は力士役が多いので、『SHOGUN―』のシーズン2が制作されたりすれば、力士役で呼んでもらいたいです」と笑顔を見せた。

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