ドジャースにまた故障者で捕手入れ替え 殴って左手骨折の救援左腕は投球再開で復帰に望み

ドジャース・ロバーツ監督（カメラ・安藤　宏太）

◆米大リーグ　ブレーブス―ドジャース（１６日、米ジョージア州アトランタ＝トゥルイストパーク）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が１６日（日本時間１７日午前８時２０分開始予定）、敵地・ブレーブス戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。「４７本塁打＆４８盗塁」で３試合足踏みしているが、前人未到の「５０―５０」へ前進することが期待される。山本由伸投手（２６）は、６月１日（同２日）以来１０７日ぶりの白星へ先発登板する。

　ドジャースは試合前に捕手のバーンズが左足親指骨折で負傷者リスト（ＩＬ）に入り、今季メジャーデビューしたばかりの２７歳捕手・フェドゥシアが合流することを発表。２番手捕手として正捕手のスミスを支え、山本とバッテリーを組むことも多かったバーンズだが、前日１５日（同１６日）のブレーブス戦で途中交代。８月にも同箇所骨折でＩＬ入りしていたが、再び痛みが出て無念の離脱となった。

　９日（同１０日）のカブス戦の試合後に「フラストレーションから硬いものを殴って左手を亀裂骨折した」（ロバーツ監督）という救援左腕のバンダについてロバーツ監督は、「アリゾナでキャッチボールをしている」と説明。プレーオフを含めた今季中に復帰する可能性が出てきた。