山本由伸が復帰2度目の登板で4回4安打無失点、毎回先頭出塁&得点圏走者も粘投で次回登板へ弾み
スポーツ報知 / 2024年9月17日 9時47分
◆米大リーグ ブレーブス―ドジャース(16日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)
ドジャース・山本由伸投手(26)が16日(日本時間17日)、敵地・ブレーブス戦に先発し、大谷翔平投手(30)も「1番・指名打者」でスタメン出場した。山本は、4回72球を投げ、毎回先頭打者の出塁を許して得点圏に走者を背負ったが、4安打無失点の粘投を見せた。5回を投げきれなかったため、3―0としてマウンドを降りたが、勝利投手の権利はつかめなかった。最速は96・6マイル(約155・5キロ)だった。
1回表先頭の大谷は見逃し三振。1回裏のマウンドに上がった山本は、先頭のハリスに前回登板で1個もなかった四球を与えると、二盗に捕手・スミスの悪送球による失策も重なって、いきなり1死三塁のピンチを迎えた。オズナを三ゴロに打ち取り、オルソンにも四球を与えて2死一、三塁としたが、ロレアノを三ゴロ。本塁は踏ませなかった。初回は22球を投げてストライクはわずか9球。最速は前回登板を上回る96・6マイル(約155・5キロ)をマークしたが、初球は全5人に対してボールと、ストライク率41%と制球に苦しんだ。
2回は先頭のマーフィーを2球で追い込んだが、6球目の直球をはじき返されて、中堅手・エドマンの頭を越える二塁打となって無死二塁。アルシアを二ゴロに打ち取って1死三塁となったが空振り三振、二ゴロに抑えた。3回表に相手バッテリーの暴投で先取点を奪い、1点をリード。3回は先頭のハリスに左前安打を許し、続くソレアに中堅手の頭を越える二塁打を許したが、「中堅エドマン―二塁手E・ヘルナンデス―捕手スミス」の完璧な中継プレーで本塁でアウトにした。1死二塁でオズナを三ゴロ、オルソンを二ゴロに打ち取って、リードを守った。
1点リードの4回も先頭のロレアノに右翼フェンス直撃の三塁打。4イニング連続で先頭打者の出塁を許し、得点圏に走者を背負った。それでも踏ん張る由伸は、マーフィーを空振り三振、アルシアを遊ゴロ、ウルシェラを遊直で抑えた。5回表にドジャースはロハスの適時打などで2点を追加。3―0となったが、75球がメドだった由伸は72球を投げていたためそのまま降板となった。
山本は6月15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦の登板を最後に右肩を痛めて負傷者リスト(IL)入り。今月10日(同11日)の本拠地・カブス戦で約3か月ぶりに復帰し、4回3安打1失点(自責0)で8三振を奪い、最速96・3マイル(約155・0キロ)を計測していた。
レギュラーシーズンの登板は残り2試合が濃厚。プレーオフでの登板も見込まれ、弾みをつけるマウンドになった。
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