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山本由伸「チームメートの皆さんがここまで戦って…」 4回無失点で苦しい先発陣の光に

スポーツ報知 / 2024年9月17日 11時48分

試合後取材に応じた山本由伸(カメラ・安藤 宏太)

◆米大リーグ ブレーブス0―9ドジャース(16日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャース・山本由伸投手(26)が16日(日本時間17日)、敵地・ブレーブス戦に先発し、4回72球を投げ、毎回先頭打者の出塁を許して得点圏に走者を背負ったが、4安打無失点の粘投を見せ、チームの大勝に貢献した。

 初回から四球、二塁打、左前安打、三塁打と4回まで毎回先頭の出塁を許し、全てのイニングで三塁まで進塁を許した。それでも要所を締める投球で、味方の好守にも助けられて無失点。復帰2度目の登板で75球の投球制限があったため4回での降板になったが「ずっとピンチの投球になってしまったんですけど、しっかり落ち着いて一人ずつと対戦することを意識して投げました。すごく感覚がよかったわけではないんですけど、工夫しながら投球できたと思いますし、守備にも助けられながら何とか無失点で切り抜けられたので試合としてはいい投球だったかなと思います」とうなずいた。

 ドジャースの先発陣は、開幕投手で9勝を挙げていたグラスノーの今季中の復帰が厳しくなり、カーショーとストーンも負傷者リスト(IL)入りしている厳しい状況だ。山本は6月から約3か月ILに入っていたが、終盤で復帰。プレーオフでの登板も期待され「チームメートの皆さんがここまで戦って今、首位にいて復帰できましたし、シーズンは長いのでいろんなことがありますし、全員で戦っていけばいいかなと思います」と気合を入れ直していた。

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