貴景勝、秋場所開催中に進退を決断へ 師匠「場所中までに決めたい」…２日連続で本人と連絡

貴景勝

◆大相撲　▽秋場所１０日目（１７日、東京・両国国技館）

　秋場所３日目から休場している関脇・貴景勝（常盤山）の進退について、師匠の常盤山親方（元小結・隆三杉）が、秋場所開催期間中に決断する方針であることを明かした。８日目に続いて前日の９日目も本人と連絡を取ったといい、話の内容については明かさなかったが、「どっちにしろ場所中までに決めたい」と語り、来場所の番付表に載らない可能性については「ありえる」と話した。決断に関しては本人の意思を尊重する方針だが、「自分も伝えることもある」と慎重に協議を重ねていく。

　今場所は慢性的な首痛で稽古が出来ずにぶっつけ本番で強行出場も、初日から２連敗。１０勝を挙げて１場所での大関復帰を目指していたが、３日目から休場し返り咲きはかなわなかった。