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宝塚歌劇星組が劇団☆新感線の代表作「阿修羅城の瞳」を来年上演

スポーツ報知 / 2024年9月17日 16時34分

宝塚大劇場

 宝塚歌劇団は17日、来年4~8月の星組大劇場公演で、劇団☆新感線の名作「阿修羅城の瞳」(作・中島かずき、原作演出・いのうえひでのり)を上演すると発表した。

 同作は1987年初演の「いのうえ歌舞伎」と称される新感線の代表作。江戸を舞台に、鬼をはらうために再起する腕利きの「鬼殺し」病葉出門(わくらば・いずも)の活躍と、鬼御門に追われる謎の女・つばきとの出会いを描く。

 病葉は初演・古田新太から、後に市川染五郎(現・十代目松本幸四郎)に引き継がれ、染五郎の当たり役に。2005年には映画化もされた。また、03年の舞台では、つばき役を元月組トップスター・天海祐希が務めた縁もある。

 星組公演では病葉をトップ・礼真琴が演じる。星組ではトップ娘役・舞空瞳の12月の退団後は後任を置かないことが決まっており、つばきほか配役も注目される。潤色・上演台本・演出は、名作映画などの宝塚バージョンを得意とする小柳奈穂子氏が務める。

 ショーの「エスペラント!」(作・演出、生田大和)と2本立てで、同公演が第111期生の初舞台となる。

 兵庫・宝塚大劇場で25年4月19日~6月1日、東京宝塚劇場で同6月28日~8月10日。

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