Ｋ―１ヘビー級の星龍之介がボクシングのプロテスト合格 大橋ジムからデビューへ

Ｋ―１で武居由樹（左）の後輩であるヘビー級の星龍之介がプロボクシングのプロテストに合格した（大橋ジム提供）

　プロボクシングの日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）は１７日、Ｃ級プロテスト合格者を発表した。この日、東京・後楽園ホールで受験したＫ―１ヘビー級の星龍之介（パワーオブドリーム）も合格した。

　高校時代、極真空手の世界大会にも出場した星は２０２２年にＫ―１に転向。今年６月、別のキック団体である「ビッグバン」でヘビー級王座を獲得している。この日はパワーオブドリームの先輩で元Ｋ―１王者、現ＷＢＯ世界バンタム級（５３・５キロ以下）王者の武居由樹（大橋）も付き添い、テストを見守った。プロボクシング転向後は、世界４団体スーパーバンタム級（５５・３キロ以下）統一王者・井上尚弥や武居が所属する大橋ジムからデビューする。来年に開催される優勝賞金１０００万円のボクシング・アジアヘビー級トーナメントに参戦予定だ。