真田広之主演「ＳＨＯＧＵＮ 将軍」米エミー賞１８冠から一夜 中井貴一「万歳」盟友たちが祝福

　米テレビ界の最高峰とされる「第７６回エミー賞」で、俳優・真田広之（６３）が主演＆プロデュースを務めた連続ドラマ「ＳＨＯＧＵＮ　将軍」（ディズニープラスで配信中）が、日本人俳優初の主演男優賞を獲得するなど史上最多の１８冠に輝いてから一夜明け、俳優・中井貴一（６２）らが祝福した。

　盟友の快挙に心が躍った。真田主演映画「亡国のイージス」（０５年）などで共演し、親交の深い中井は、真田の快挙に「万歳。本当におめでとうございます」と惜しみない賛辞を贈った。

　米作家ジェームズ・クラベル氏の小説が原作で、日本の戦国時代が舞台。「本物の日本」を目指して心血を注いだ姿勢が傑作を生み出した。人気シリーズ「雲霧仁左衛門」など、時代劇にも出演する中井は「真田さんがこだわり続けたのは、正しい日本の文化を諸外国に伝えること。この受賞は、日本の時代劇にとっても、日本の文化にとっても大きな一歩。でも、勝負はまだまだ、ここから。戦い続けましょう」と呼びかけた。

　同じく真田と親交の深い女優の桃井かおり（７３）は自身のインスタグラムで、「若い時から、ＬＡに来てからも、ずーと正当に頑張ってた真田の快挙は桃井も涙なしでは見れない授賞式でした。ずーと仲良ししてくれてる同志！」と大喜び。演出家・宮本亞門氏（６６）もＸで「感動で震えが止まらない！　今、真田さんは多くの壁を越え一心不乱に突き進み支持された、ただただ脱帽」とつづった。