紀平梨花「今シーズンは試合の出場はありません」右足の回復優先で中部選手権出場を見送り

紀平梨花

　フィギュアスケート選手で、２０１９、２０年全日本女王の紀平梨花（トヨタ自動車）が１８日、自身のインスタグラムを更新し、中部選手権（２１～２３日、名古屋市）の出場を見送ると発表した。

　「皆様こんにちは。今シーズンの試合についてお知らせがあります。私は９月２１日からの中部選手権にエントリーしておりましたが、出場を見送ることとなりました」と報告。

　「右足の距骨疲労骨折はほぼ完治に近づいており、毎日の氷上練習も再開できています。しかし、最新のＭＲＩ結果や私自身の感覚から、まだ安心して全力で動ける状態ではないとの医師の判断がありました」とし、「私自身も無理をして急ぐべきかどうかをよく考え、ブライアンコーチとも相談した結果、今回の決断に至りました」と説明した。

　「今後も怪我（けが）に負担をかけない範囲で練習、トレーニング、そして治療を続けていきます。技術の向上と怪我の完全回復を目指し、日々精進していく所存です。皆様の前で不安なく、自信を持って、のびのびと滑ることができる日を心待ちに、毎日精進して参ります」と復帰に向けて意欲を示し、「今シーズンは試合の出場はありませんが、これまで、そして今もいただいている応援やご支援に心から感謝しております。引き続き温かく見守っていただければ幸いです」とつづった。