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KinKi Kids・堂本剛、27年ぶり主演作で難役も「大きな愛に包まれ感謝の思いでいっぱい」

スポーツ報知 / 2024年9月18日 19時10分

質問に答える堂本剛

 KinKi Kidsの堂本剛が18日、主演映画「まる」(荻上直子監督、10月18日公開)の完成報告会に共演の綾野剛、小林聡美、吉岡里帆、森崎ウィンらと出席した。堂本は、3月末に事務所独立後、初の公の場となった。

 「かもめ食堂」(2006年)などで知られる荻上監督のオリジナル脚本。美大を卒業しながらアートで身を立てられず、現代美術家のアシスタントをしている沢田(堂本)がある日、日常が○(まる)に浸食される、奇想天外な物語。

 堂本は、1997年の「金田一少年の事件簿 上海魚人伝説」(堤幸彦監督)以来、27年ぶりに映画主演を務めた。本作で演じた沢田について「数々演じさせていただいた俳優人生の中でも、受け身の役はあまり演じてこなかった。非常に難しかったです」と難役であったことを振り帰った。

 一方で、撮影現場ではスタッフや共演者に救われたといい「大きな愛に包まれて、難しい沢田という役を日に日に解決しながら演じ切ることができました。感謝の思いでいっぱいです」と笑顔。「優しくて強い空気が漂っている作品なので、世代問わずみていただけたら」と呼びかけた。

 荻上監督は、堂本演じる同役は当て書きであることを明かし「(堂本は)想像以上に純粋な人。堂本さんの持つ純粋さが沢田という役を通して出ていると思う」とアピール。綾野は「剛さんと共演できるのは、ご褒美のような時間でした。ぬくぬくしてコタツでしゃべっているような感覚でした」とほっこりとした表情で明かした。

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