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「あれだけ得点感覚に優れた選手はいなかった」…藤田俊哉氏、ともにプレーしたスキラッチ氏追悼

スポーツ報知 / 2024年9月18日 19時44分

スキラッチ氏(1994年撮影)

 サッカーの1990年イタリアW杯の得点王で、J1磐田でプレーした元イタリア代表FWのサルヴァトーレ・スキラッチ氏が死去したことが18日、磐田関係者の話で分かった。59歳だった。英BBCなどによると、2022年に大腸がんを患い闘病していたという。9月初めからパレルモ市民病院に入院し、危篤状態に陥っているとイタリア公共放送「Rai」など複数のイタリアメディアが伝えていた。

 現役時代ともにプレーし、現在は磐田のスポーツダイレクターを務める藤田俊哉氏が追悼のコメントを寄せた。

 「仲間経由で容体が悪いという連絡は来ていました。ただ、こんなに早く天国にいってしまうなんて、悲しいですね。10年前くらいにジュビロのイベントで会ったのが最後です。日本に来たJリーガーの中であれだけ得点感覚に優れた選手はいなかったと言っていいくらいトップクラスのストライカーでした。ストライカーのはしりと言ってもいいのでは。さすがW杯の得点王は違うなって思いました。世界的なあんな選手とチームという形で一緒になって、仲間関係になれたのは幸せでしたね。行く、行くと言っていて、彼の育ったパレルモにいけなかったのは心残りです。ご冥福をお祈りします」

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