Ｊ２千葉は京都に０―３完敗…指揮官「明確に力の差を感じた」シュートわずか３本で８強敗退…天皇杯

◆天皇杯▽準々決勝　千葉０―３京都（１８日・フクダ電子アリーナ）

　Ｊ１京都が３得点の快勝で２大会ぶりのベスト４進出を決めた。Ｊ１のＦＣ東京、札幌を下す快進撃でベスト８に進出したＪ２千葉だが、１９７６年古河電工時代以来となる優勝は果たせなかった。

＊　　＊　　＊

　力の差は歴然だった。千葉・小林慶行監督は「どれだけの差があるのか体感した。明確に力の差を感じたゲームだった」と淡々と振り返った。

　リーグ戦で出場機会に恵まれない選手たちが先発したが、開始１１分で失点すると、リズムをつかめないまま時間が進む。後半に２失点し、結果は０―３。シュート数でも３―１７と大差がついた。２０１４年大会以来の４強、２００６年のナビスコ杯（現ルヴァン杯）以来のタイトル獲得はならなかった。指揮官は「悔しいゲームになったが、自分たちが普段トレーニングして、やり続けていることをぶつけた上での結果。この敗戦、スコアを受け止めたい」と語った。