女子バレー・荒木田裕子さん死去 70歳…76年モントリオール五輪金メダル、21年東京五輪では組織委員会副会長
スポーツ報知 / 2024年9月18日 22時33分
1976年モントリオール五輪バレーボール女子で金メダルを獲得し、2021年東京五輪・パラリンピック組織委員会の副会長を務めた荒木田裕子さんが亡くなっていたことが18日、分かった。70歳だった
荒木田さんは、秋田県出身。アタッカーとして、角館南高(現角館高)時代、春高バレーで準優勝。72年に日立に入社し、73年に日本代表入り。74年世界選手権、76年モントリオール五輪、77年W杯の世界3冠に貢献した。引退後は、スイス、西ドイツなど海外チームを指導。日本協会強化事業本部長、日本オリンピック委員会理事などを歴任。12年ロンドン五輪では、女子強化委員長として真鍋政義監督率いる日本女子の銅メダル獲得をサポートした。
国際オリンピック委員会アスリート委員会に参加、国際バレーボール連盟技術委員会委員長セクレタリーを務めるなど、海外の要職に就くスポーツ界関係者との幅広い人脈も持っており、東京五輪・パラリンピック招致にも尽力した。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が不適切な発言の責任を取り、辞任した21年には、ジェンダー平等の取り組みの一環として同組織委員会副会長に選出された。
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