【ヤクルト】引退表明の青木宣親が代打で日米通算２７２４安打目「かみ締めながら打席には立ちました」

青木宣親

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ヤクルト５―４広島（１８日・神宮）

　引退を表明しているヤクルトの青木宣親外野手が、代打で約２か月ぶりの安打を放った。

　８月５日に抹消されて以来の１軍登録。５回、代打で登場するとファンから大歓声があがった。広島先発・九里から鮮やかなセンター返し。日米通算２７２４安打目をマークした。

　青木は「ファンの声援のおかげでリラックスできた状態で打席に入れた。かみ締めながら打席には立ちましたけど、ヒットを見せられたんで満足です」と振り返った。

　そのまま走者として塁に残ると、２死二塁からサンタナの適時打で同点のホームイン。「チームにとっても大きな１点だったので、そこも満足です」。代走の可能性もあったが「代走出そうかと言われたけど、全然走れますって。走れてたでしょ？　走れてたでしょ？　大丈夫でしょ？」と笑顔で話していた。