【ロッテ】泥沼４連敗で４か月ぶりに４位転落…今季は残り１０試合 吉井監督は「もちろんＣＳに残るために頑張ります」

浮かない表情の吉井理人監督（カメラ・岡野　将大）

◆パ・リーグ　楽天８―１ロッテ（１８日・楽天モバイルパーク）

　ロッテは、ＣＳ進出を争う楽天との直接対決で痛恨の２連敗を喫した。１５日の西武戦から泥沼４連敗で、４位タイだった５月４日以来、４か月ぶりの４位転落となった。今季は残り１０試合。３位・楽天との直接対決も残り３試合あるだけに、吉井監督は「１０試合で結果が出るので、もちろんＣＳに残るために頑張ります。だけども、だからといって、特別なことをするかと言ったら、いまさらマリーンズはマリーンズなので、特別なことはできない。自分たちができることを、しっかりやります」と前を向いた。

　３回は無死二塁の場面で８番・小深田のバント処理を捕手・田村が三塁へ悪送球。ボールがレフトファウルゾーンを転々とし、先制のホームインを許した。送球時に田村が足を取られたように見えたが、指揮官は「違います。サードにいけると思って投げたけども、そしたらサード（の中村奨）が前に出てきたので、やめようと思ったけども間に合わなかった。どっちが悪いかと言えば、どっちも悪くない。しいていうなら、中村がもっと前に出てきて指示するのがよかったのかな」と説明した。

　チームは１９、２０日と試合がなく、２１日から西武２連戦、２３日は再び楽天戦（いずれもＺＯＺＯ）に挑む。