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【日本ハム】新庄監督「脚本どおり」首位ソフトバンクに6連勝「何としても今日は社長のために勝つぞと」…一問一答

スポーツ報知 / 2024年9月18日 23時57分

伊藤大海(右)を迎える新庄剛志監督(カメラ・朝田 秀司)

◆パ・リーグ ソフトバンク0―3日本ハム(18日・みずほペイペイドーム福岡)

 日本ハムが首位ソフトバンクに完封勝ちし、カード6連勝で対戦成績を11勝11敗1分けとした。

 先発の伊藤大海投手(27)が9回9安打9奪三振で18年上沢以来となる2試合連続のシャットアウト勝利。シーズン4完封は11年のダルビッシュ以来となった。

 6月にくも膜下出血で倒れ、生死をさまよう大病から奇跡的に回復を遂げた小村勝球団社長が試合前にチームを激励。負けられない一戦を白星で飾った。試合後の新庄剛志監督(52)の主な一問一答は以下のとおり。

―(自ら)

「今日は小村社長が…。奇跡的な回復をして初めて球場に来ていただいて、皆の前に顔を見せてくれて。『何としても今日は社長のために勝つぞ』という気持ちで試合に臨んだのでよかったです」

―伊藤は最初から最後まで一人で投げきった。

「もう僕の理想。この3年間理想としてるのは、先発ピッチャーが最後までマウンドに立ち続けること。理想の試合展開だし、そうあるべきだなってずっと思ってやっている。伊藤くんは今回もう4回目か、完投。そういう選手があと3人ぐらい作れたらいいなと思ってずっとやっていたので。1回の伊藤くんと9回の伊藤くんがもう全く一緒の感じ。思いません? 1回から3回まで投げた伊藤くんのイメージで9回終えてるぐらい、もう安心感あったしね。さすが僕が選んだ開幕投手」

―走者を出しても点は許さないピッチング。

「なんか、投げるコツみたいなものを(つかんだ)。いつからかな、3試合前ぐらいから。1回のスピードと9回のスピードがそんな変わらない。逆にちょっと上がってるぐらい。いかに力感なくリリースポイントに100パーセント(の力)を伝えられる投げ方、っていうのを完璧につかんだような気がします」

―今日は最後まで行ってもらいたいと。

「ちょっと130(球)超えたので、最後のバッターに打たれたら田中(正義)くんで行こうっていう話はしてた。あそこで抑えるところが素晴らしい」

―今日も「幸運球」をベンチで投げていた。

「今日もちょっと胃が重くて。大体ソフトバンク戦が多いですね(笑い)」

―ソフトバンク戦6連勝。序盤は強さの違いを見せつけられていたが。

「いやいや(今でも)強いでしょ」

―近藤ら怪我人がいるとは言え。

「全部のチームに勝ち越したいです」

―ソフトバンクと五分で終え、負け越しているチームがこれでなくなった。

「でしょ!? すごいことですよ。本当に。シーズン終わる頃には全チームに勝ち越すってところを目指していきたいですね」

―シーズンを重ねて力をつけてきている実感は。

「わかるでしょ。ハハハ。実感ない人います? ハハハ。でも計画どおり! これを作りたかった。2年間最下位、最下位。皆『ダントツ最下位』とか言いますけど、僕はこれを目指して、これのために2年間やってきたので。1人1人の成長レベルの早さとチームの競争力ってところ、この2年間がなかったら今年はないので、まあ脚本どおりですね」

―途中交代した伏見は。

「ちょっとぎっくり腰気味で」

―試合中に。

「そう。もしかして昨日からちょっとずつあったのかな…。責任感強い子なので。違和感あっても今日(先発が)伊藤くんだったから、もしかして我慢して出てたかもしれない」

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