肝炎対策広報大使・徳光和夫氏、表彰に一句「感謝状、しばし酷暑を忘れさせ」…「知って、肝炎プロジェクト」

武見敬三厚労相（中）から大臣表彰状を授与された島谷ひとみと徳光和夫氏

　フリーアナウンサーの徳光和夫氏（８３）と歌手の島谷ひとみ（４４）が２０日、東京・霞ケ関の厚生労働省で「肝炎対策事業功労者に対する大臣表彰状」の贈呈式に出席した。

　厚生労働省肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」を広く一般に周知するために、徳光氏は肝炎対策広報大使、島谷はスペシャルサポーターに就任。１０年以上にわたり全国各地を巡り、肝炎ウイルスの正しい知識の普及や肝炎ウイルス検査の受検促進に尽力した。活動が評価され、今回の表彰となった。

　武見敬三厚労相から「お二人のような方たちに（プロジェクトを）紹介していただくと一般への浸透度が違う」との感謝の言葉とともに賞状を贈られると、徳光氏は「賞状なんて縁遠くて。目黒区のけん玉大会以来かも」。島谷も「自分が“草の根活動”的に続けてきたことを認めていただけてとてもうれしい」と笑った。さらに徳光氏は、この喜びを「感謝状、しばし酷暑を忘れさせ」の一句で表現すると「多くの皆様に支えられている我々芸能に携わる人間は、恩返しをしていかばならない」と活動へのさらなる熱意をみなぎらせた。