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【高校野球】仙台育英、公式戦初先発の1年生左腕・井須大史が5回7K0封

スポーツ報知 / 2024年9月21日 6時50分

先発し、5回を無失点に抑えた仙台育英の井須

◆高校野球秋季宮城県大会▽1回戦 仙台育英4―0古川工(20日・石巻市民)

 宮城1回戦では仙台育英が古川工に4―0で勝利。公式戦初先発の1年生左腕・井須大史が5回を3安打7奪三振の無失点、2番手の吉田瑞己(2年)が4回を1安打無失点と2投手の完封リレーで初戦を突破した。 

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 雨の影響で試合開始が約1時間半遅れたが、仙台育英が落ち着いた試合運びで初戦を突破した。須江航監督(41)は「初戦は難しくなる中で、投手陣がよく頑張ってくれました」とねぎらった。

 先発は1年生左腕の井須。試合前日に先発を告げられ「やるしかないという気持ちでした」と覚悟を持ってマウンドに上がった。初回は緊張から制球が定まらずに四球や暴投で2死一、三塁とピンチを広げたが「スライダーがいつも以上によく決まった」と最後は空振り三振で切り抜けた。

 その後も「後ろに頼れる先輩たちがいるので、全力で投げ切るだけでした」と好調だったスライダーと直球を主体に試合をつくり、6回からは先輩へバトンタッチ。「要所で抑えられたので自分の中では及第点です」と安どの表情の背番号17を、指揮官も「伸びしろ十分で将来性がある。秋は投手陣が課題という中で、力強い球を投げて踏ん張ってくれた」と評価した。

 中部地区予選は東北に敗れて準決勝敗退。それでも、須江監督が「何度も言うけれど秋のミスは成長痛。失敗や負けからでしか学べないことがある」と前向きに捉えるように、県大会に向けてチームの空気がより一層引き締まった。夏までの経験値が野手陣に比べて少ない投手陣も「野手陣に頼り切りではなく、ともに戦おう」と一致団結。井須が「しっかり守り切れて手応えがあった」と話すように、地区からの成長を見せた。

 2回戦(23日予定)では同じ中部地区の東北学院と対戦。井須は「全力で一戦一戦戦っていくだけ。全部自分が投げるくらいの強い気持ちで挑みたい」と力を込めた。(秋元 萌佳)

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