【高校野球】２季連続甲子園出場目指す白樺学園が“ヒヤヒヤ”発進 変則右腕に苦戦

６回に先制の適時三塁打を放った白樺学園・上一颯（カメラ・島山　知房）

◆第７７回秋季全道高校野球大会十勝地区予選　▽Ａブロック１回戦　白樺学園４―０帯広緑陽（２１日・帯広の森）

　今夏の甲子園に出場した白樺学園が帯広緑陽に勝利し、初戦を突破した。

　０―１で初戦敗退した甲子園での創成館（長崎）戦に出場した５人がスタメンに名を連ねたが、相手のサイド右腕・嶋崎悠和（２年）の投球術に苦しみ、５回まで２安打無得点。６回に３番・上一颯遊撃手（２年）の適時三塁打と内野ゴロの間に２点を先制すると、７回には７番・神谷春空（はるく）投手（２年）の適時打などで２点を追加した。

　投げては公式戦初先発の背番号１０・西田澄次（２年）、甲子園のマウンドに上がったエース左腕・神谷、谷内翔（２年）の継投で帯広緑陽打線を抑えた。

　次戦は代表決定戦進出を懸けて帯広農と対戦する。