中村憲剛氏が１２月１４日に４年越しの引退試合実施…後半２５分からは「ガチプレーＴＩＭＥ」を設定

中村憲剛氏

　２０２０年限りで川崎で現役引退した元日本代表ＭＦ中村憲剛氏が２０日に、１２月１４日に「ＵｖａｎｃｅとどろきスタジアムｂｙＦｕｊｉｔｓｕ」で行われる自身の引退試合に関する会見を行った。

　４年越しの引退試合は、前半４５分は日本代表でプレーした「ＪＡＰＡＮフレンズ」がブルーとホワイトに分かれて戦い、後半は川崎時代にプレーした「ＫＡＷＡＳＡＫＩフレンズ」がブルーとホワイトに分かれて行う。

　後半２５分以降は「中村憲剛のガチプレーＴＩＭＥ」が設定され、中村氏は「これまで自分がやってきたことを存分に出せるような時間を設定させていただきました。頑張ります。コンディション上げます。やるしかないです」と意気込んだ。

　ＪＡＰＡＮフレンズの参加者には、小野伸二、大久保嘉人、長友佑都、稲本潤一、高原直泰、我那覇和樹、内田篤人ら、そうそうたるメンバーが名を連ね、また「ＫＡＷＡＳＡＫＩフレンズ」にはブラジルからジュニーニョが来日することも発表された。

　ユニホームも前後半で２種類が用意され、前半は人気漫画「キングダム」の作者・原泰久氏が書き下ろしたイラストが描かれたものを着用し、後半のユニホームは、川崎の東日本大震災の復興活動を通して岩手県陸前高田市で出会った、菅野朔太郎氏がデザインを担当する。

　また、すしチェーン「すしざんまい」を運営する「喜代村」がイベントパートナーとなり、試合前日の１２月１３日には公開公式練習などの「前夜祭」も行われるなど盛りだくさんの内容となっている。なお今回の収益は、川崎市のスポーツ振興に向けて寄付される。

　中村氏は「僕自身もすごく楽しみにしていますし、来て下さる皆さんにも、楽しめるものを見せていきたい」と話した。