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【高校野球】桜井が逆転勝利で8強入り…8月は30試合の練習試合を消化

スポーツ報知 / 2024年9月21日 14時54分

8回に逆転して盛り上がる桜井ベンチ

◆秋季高校野球富山県大会 ▽3回戦 桜井7-6南砺福野(21日・県営富山)

 秋季富山県大会の3回戦が行われ、桜井が7-6で南砺福野に逆転勝利し、8強入りを決めた。3回に5点を先制されて苦しい試合展開となったが、2-6の8回には2四球、4安打で5点を挙げて試合をひっくり返した。15日の初戦では、シード校の富山商に延長10回タイブレークでサヨナラ勝ちするなど、2戦連続で劇的勝利。4安打、2打点と大活躍した2番・城崎慶太捕手(2年)は「51-51を達成した大谷選手は、野球を楽しんでいる。5点をリードされたが、自分も楽しもうと思いました」と笑顔で振り返れば、藤井翼監督は「粘り強いですね。5点をリードされても、子供たちは諦めることなく声を掛け合っていた。『9回まで追いつこう』と言いましたが、それ以上のことをしてくれました」と選手たちの奮闘をねぎらった。

 今夏の富山大会では、初戦敗退を喫したが、新チームでは8月だけで30試合の練習試合を実施。部員は15人と少なめだが、県外の強豪校との対戦も多く、1日2試合をこなした。藤井監督は「9イニングをやり切るのに、真夏に2試合を行う体力は必要。1球でも隙があれば、指摘しあう。30試合、修行に行き、それなりのゲームが出来ました」と手応え。練習試合では、8、9回に試合をひっくり返す事も多く、実戦を通して抜群の体力と、1球に対する集中力、決して諦めない粘り強さを身につけた。

 藤井監督自身、桜井高に在学時は、夏の富山大会決勝で富山商を破り、甲子園に出場した。今大会の富山商との初戦では、相手のユニホーム、名前に気持ち負けしないように選手たちに諭してきた。準々決勝(23日)の相手は、優勝候補の富山第一との対戦となるが、城崎捕手は「学年に関係なく、ミスすれば言い合っているし、チームの雰囲気もいい。3年生もスタンドで応援してくれるので期待に応えたい」と決意。全員野球でノーシードから快進撃を見せる。(中田 康博)

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