横浜ＦＣが１８試合無敗のクラブタイ記録 大分と１―１ドロー 次節は国立競技場で２位清水と直接対決

◆明治安田Ｊ２リーグ　▽第３２節　横浜ＦＣ１―１大分（２１日・ニッパツ）

　Ｊ２首位の横浜ＦＣはホームで大分に１―１で引き分けた。これで無敗記録が１８となり、２０１９年にマークしたクラブ記録に並んだ。次節（２８日）は２位の清水と国立競技場で対戦する。

　試合序盤は大分にチャンスを作られるが、リーグ最少失点の守備陣が乗り切る時間が続く。すると前半３２分、ＦＷ小川慶治朗がカウンターで抜け出すと、ゴールから遠い位置でＧＫ浜田太郎と１対１に。小川は冷静にＧＫの右を抜くシュートを放ち、ボールはネットに吸い込まれた。

　しかし後半１９分、大分ＭＦ吉田真那斗のスルーパスから途中出場のＭＦ高橋大梧に抜け出されると、高橋のグラウンダーのクロスからＦＷ鮎川峻にゴールを決められ追いつかれた。

　横浜ＦＣは同２１分にＭＦ村田透馬とＦＷジョアン・パウロ、２７分にはＦＷ桜川ソロモンとＦＷ伊藤翔を投入し勝ち越しを図った。同４１分にチャンスが訪れ、右サイドからパウロが村田にサイドチェンジすると村田がダイレクトでゴール前にクロスを上げる。しかし桜川はボールに触れることが出来ず、得点ならず。引き分けのまま試合終了のホイッスルが鳴った。