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【高校野球】神戸学院大付、3年ぶりの近畿大会切符&決勝進出!双子の弟・広川真大がサヨナラ二塁打

スポーツ報知 / 2024年9月28日 13時41分

9回1死二塁から右中間へサヨナラ二塁打を放った神戸学院大付・広川真大は本塁付近で迎えられる(カメラ・森口登生)

◆秋季兵庫県高校野球大会 ▽準決勝 神戸学院大付3X―2三田学園(28日・明石トーカロ)

 神戸学院大付がシーソーゲームをものにし、3年ぶりの近畿大会出場と決勝進出を決めた。「9番・遊撃」でスタメン出場した広川真大(2年)がサヨナラ打を含む2安打1打点の活躍をみせた。

 2―2の9回1死。8回からマウンドに上がる浅中翔達(2年)が自ら中越え二塁打を放ってチャンスメイクすると、広川真がこの日4度目の打席へ。初球、高めに浮いたスライダーを右中間へはじき返し、サヨナラ二塁打を放った。「チャンスだったので初球からどんどん振っていこうと思っていた」と公式戦初の殊勲打に胸を張った。

 この日「2番・中堅」で出場した広川智大(2年)は双子の兄にあたる。普段から野球の話を頻繁にする仲の良さだ。昨夜は「うまくいかないこともあるだろうけど、自信を持ってプレーしよう」と声をかけあった。兄・智大はこの日4打数無安打。「仲はいいけれど、負けるのは嫌。『やったぞ』と言ってやりたい」。兄と切磋琢磨(せっさたくま)し、決勝戦も大仕事をやってのける。

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