巨人・中川皓太、２軍降格の「悔しさ」胸にポストシーズンで「結果を残して期待に応えたい」

８回から５番手で登板した中川皓太（カメラ・池内　雅彦）

◆イースタン・リーグ　巨人２×ー１日本ハム＝延長１１回＝（２８日・ジャイアンツ）

　巨人の中川皓太投手（３０）が２８日、優勝争いから離脱した悔しさを胸に、ポストシーズンでの登板に向けて準備を尽くすことを誓った。

　２軍はこの日、イースタン・日本ハム戦（Ｇ球場）でサヨナラ勝ちしたが、首位・ＤｅＮＡが勝利したためＶ逸が決定。中川は同点の８回に登板し、１番からの好打順を９球で封じ「抑えて当たり前くらいの感じで投げないといけない立場」と、淡々と振り返った。

　今季１軍では１５登板で２敗、防御率８・７６と本来の投球を見せられず、８月１日に２軍に降格。「悔しさはもちろんある。でも、競争の世界なので、他の人がそのポジションに入っていくことは当たり前」と現状を受け止めているが、ポストシーズンでは経験豊富な左腕に出番がくる可能性もある。「（昇格の）順番は低いと思うけど、結果を残して期待に応えたい気持ちはある」と力を込めた。

　次は再び１軍の戦力となることを目指して状態を上げていく。（小島　和之）