【高校野球】富山第一が北信越大会へ…141キロ右腕・岩寺翔義が2安打完封「やっとエースらしく」
スポーツ報知 / 2024年9月28日 17時51分
◆秋季高校野球富山県大会 ▽準決勝 富山第一6-0砺波(28日・富山市民)
秋季富山県大会の準決勝が行われ、ノーシードから勝ち上がった富山第一が、6-0で砺波を下し、北信越大会(石川・10月12日開幕)出場を決めた。最速141キロのエース右腕・岩寺翔義(2年)が9回まで2安打、8三振、無失点で完封勝利。岩寺は「去年は北信越大会に出られなかったが、初めての舞台に立てて嬉しい。ボールが走っていない割には打たせて取れました」と笑顔を浮かべた。
今夏に引き続いて背番号1を任され、会心の投球を見せた。130キロ中盤のストレートを軸に、コントロールも安定。切れのあるスライダーで、要所では空振り三振を奪った。「夏は最後に自分が決勝点を奪われて負けてしまった。ピンチでの投球を意識するようになりました」と岩寺。3失策と守備の乱れもあり、何度も得点圏にランナーを背負ったが、動揺は全くなし。9回は三者凡退で試合を締めくくった。野口仁監督は「ここぞという場面でしっかり投げてくれた。やっと、エースらしくなってきました」と信頼を寄せる。
今夏の富山大会は準々決勝敗退を喫したが、主力選手6人が残って今大会でスタメン入り。夏休み中は紅白戦を多く取り入れて、実戦練習を重ねた。141キロ右腕・岩寺と、140キロ右腕・和泉詩大(2年)の2枚看板を軸に、北信越地区の強豪校と対戦しても、勝利または引き分けと好成績を収めてきた。キャプテンの福田一颯捕手(2年)は「強豪校に勝てて自信が付いた。岩寺、和泉は絶対的な自信を持っているし、打線は長打はないけど、強い打球を意識しています」と手応えをつかむ。
目標は県大会を制して、北信越大会に挑むこと。「優勝した経験がないチームなので、頂に立った上で次の大会へ行きたい」と野口監督。実績を積み重ねながら、さらなるステップアップを目指す。(中田 康博)
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