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15年以来Vへ前進!広島が2発堅首 スキッベ監督「非常に満足」リーグ最少失点の町田を撃破

スポーツ報知 / 2024年9月29日 5時45分

前半、広島・パシエンシアが先制ゴールを決め、加藤を背負って喜ぶ(カメラ・岩田 大補)

◆明治安田J1リーグ▽第32節 広島2―0町田(28日・エディオンピースウイング広島)

 首位の広島は今夏加入した元ポルトガル代表FWパシエンシア(30)の先制ゴールなどで、勝ち点で並んでいた2位・町田に2―0と勝利し、首位を守った。これで10戦負けなし(9勝1分け)とし、2015年以来4度目のリーグ優勝へ前進した。町田は3位に転落。浦和を1―0で破った神戸が2位に浮上した。 

 速く、したたかだった。3度のJ1優勝経験を誇る広島が、J1初昇格初優勝を狙う町田に力の差を見せつけた。攻守で隙を見せず、2―0での完勝。広島のスキッベ監督(59)が「非常に満足しています。自分たちの強さである勇気を持って前に進むサッカーを見せることができた」と納得の表情を浮かべるのも当然だった。

 “2つの隙”を見逃さなかった。試合開始直後の前半3分。MF中野が、素早く左足で上げたクロスをパシエンシアがニアで合わせた。町田がビッグマッチの空気に慣れる前に訪れた好機に、今夏加入のストライカーがリーグ3試合目で2点目となる決定力を披露した。同23分にはファウルで試合が止まった一瞬を見逃さず、MFアルスランが速いリスタート。町田の陣形が整っていない隙を突き、再び中野のクロスをFW加藤が合わせて2点目を奪った。

 リーグ最多得点の攻撃力を誇る広島とはいえ、同最少失点の堅守が武器の町田が守備陣形を整えれば、容易には崩せない。相手の強みを出させず、縦に速い自分たちの武器を発揮した。

 今夏に11ゴールを奪っていたFW大橋祐紀、中盤のキーマンだったMF川村拓夢が海外移籍。それでもパシエンシア、トルスランの加入やMF川辺の復帰などで、戦力を落とすどころか積み上げてきた。J1は残り6試合。「すべての試合に集中して戦いたい」と指揮官。7月5日の神戸戦を最後に負け知らずの広島が、新スタジアム元年でのリーグ制覇へ、大きな勝利をつかんだ。(金川 誉)

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