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ダルビッシュ 日本人最多タイ日米通算203勝も“先輩”黒田博樹氏に敬意「人間として追いつけていない」

スポーツ報知 / 2024年9月29日 4時20分

◆米大リーグ ダイヤモンドバックス3―5パドレス(27日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 パドレスのダルビッシュ有投手(38)が27日(日本時間28日)、敵地のDバックス戦で先発し、6回途中3失点で7勝目。MLB110勝目で日米通算203勝となり、黒田博樹(ドジャースなど)に並ぶトップとなったが「うれしいが、数字は同じでも投手、人間として追いつけていない」と敬意を込めた。

 4点の援護をもらった初回、先頭のキャロルに22号ソロを被弾するなど、立ち上がりに2点を奪われた。だが2回からはベテランらしい落ち着いたマウンドさばきを見せた。2回は3者から三振。3、4回は連続で3者凡退とした。5回も0点に抑え、勝ちの権利を得ると、6回も続投。1死からグリエルに死球を与えたところで降板した。2番手が引き継いだ走者の生還を許したため、5回1/3で3安打3失点、3四球2死球4奪三振だった。

 ダルビッシュは「初回は少し硬くなってしまった。長いイニングになったので、それで少しほぐれたかもしれない。2回からは普通の感じだった」と米メディアに答えた。

 チームにとっても貴重な1勝となった。すでにプレーオフ進出を決めていたが、ワイルドカード(WC)順位1位が確定。日本時間10月2日に開幕するワイルドカードシリーズ(対WC2位)での本拠開催権を手にし、「雰囲気や音響に自分たちが慣れ親しんでいる。いつも通りプレーできる」とうなずいた。

 レギュラーシーズンは残り2戦。ダルビッシュにとって2年ぶり6度目のポストシーズンの出番は、地区シリーズか、WCシリーズの大一番か。制限リストから戦列復帰後5戦3勝無敗の右腕が、パドレス悲願の初世界一へ、存在感を発揮する。

 広島・黒田博樹球団アドバイザー(自身に並ぶ日米通算203勝のダルビッシュについて)「長い間、メジャーリーグの第一線で多くのものを背負いながら戦い続け、たくさんの日本人投手をけん引してきたことに敬意を表したい。すごいことだと感じている。彼の投手としての向上心、探究心をもってすれば、まだまだ進化していくと思いますし、そう期待しています」

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