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出雲駅伝で6年ぶり優勝狙う青学大が5000Mで好記録連発も原晋監督「駅伝は甘くない」

スポーツ報知 / 2024年9月28日 21時38分

引き締まった雰囲気でミーティングを行った青学大

 陸上の絆記録挑戦会が28日、東京・町田市立陸上競技場で行われ、男子5000メートルで青学大勢は3人が13分30秒台、4人が13分40秒台の好記録をマークした。6年ぶり(5大会ぶり)5回目の優勝を目指す青学大の原晋監督(57)は「ここまで順調です。優勝を狙えます。ただ、駅伝は簡単に結果が出るほど甘くはない。見えない答えに向かって挑戦することが陸上競技の醍醐(だいご)味です」と表情を引き締めて話した。

 持ちタイムが上位の選手が集まる最終7組で、法大の大島史也(3年)が法大記録の13分35秒33で1位。2位に吉田祐也(GMOインターネットグループ)が13分36秒38で続いた。青学大勢は3位の宇田川瞬矢(3年)が13分37秒77でチームトップ。5位の鳥井健太(2年)が13分39秒33、6位の黒田朝日(3年)が13分39秒95でゴールした。今季開幕戦の出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)の登録メンバーから外れたルーキーの折田壮太を含めて、4人が13分40秒台で続いた。

 6月の日本選手権5000メートルで屋外レースとしては日本人学生歴代最高の13分18秒51で4位に入賞するなど、今季好調の鶴川正也(4年)は最終組のひとつ前の組で終始、先頭でレースを引っ張り、13分51秒28でゴールした。「昨日(27日)も20キロくらい走り、調整なしできょうのレースだったので、体が重かったですが、2週間後の出雲駅伝に向けてちょうどいいと思います。去年はこの絆記録挑戦会の後、左足を痛めて、出雲駅伝では結果を残せなかった(6区8位)。今年はここから、いつも通りに過ごし、主力として区間賞を取りたいです」と鶴川は落ち着いた表情で話した。鶴川をはじめ青学大ランナーは、5000メートルのレースを終えた後、いつも通りに約7キロ離れた選手寮まで走って帰って行った。

 青学大は今年1月の第100回箱根駅伝を総合新記録で圧勝。2区で歴代4位(日本人歴代2位)の1時間6分7秒の好記録で区間賞の黒田朝日、3区で日本人歴代最高タイムで区間賞の太田蒼生(4年)をはじめ、5区で区間新記録の区間2位と好走した若林宏樹(4年)、6区2位の野村昭夢(4年)、8区間賞の塩出翔太(3年)、10区2位の宇田川瞬矢(3年)の優勝メンバーが順当に出雲駅伝の登録メンバーに入った。「鳥井健太、平松享祐の2年生も強くなったので、誰を出雲駅伝に起用するか、迷います」と原監督は話す。年度をまたいだ学生駅伝連勝を目指し、青学大は出雲路に向かう。

 青学大の出雲駅伝登録メンバーは以下の通り。

太田 蒼生(4年)

鶴川 正也(4年)

野村 昭夢(4年)

若林 宏樹(4年)

白石 光星(4年)

黒田 朝日(3年)

塩出 翔太(3年)

宇田川瞬矢(3年)

鳥井 健太(2年)

平松 享祐(2年)

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