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3位転落の町田・黒田剛監督 広島との差は「経験の違い」ロングスロー用タオルぬらされた行為には抗議

スポーツ報知 / 2024年9月28日 22時49分

前半、指示を出す町田・黒田剛監督(カメラ・岩田 大補)

◆明治安田J1リーグ▽第32節 広島2―0町田(28日・Eピース)

 J1優勝を争う天王山で広島に敗れた町田の黒田剛監督が「立ち上がりの悪さが敗因の全て。雰囲気に圧倒された。そこを意図して狙ってきた相手の方が上手だった」と振り返った。前半3分、同23分とサイドからのクロスにマークをつききれず失点。後半も相手ゴールをこじ開けることはできず完敗し、同日の浦和戦に勝利した神戸にも抜かれて3位に転落した。

 警戒していた立ち上がりにゴールを割られ、先手を取られた。黒田監督は「チャンスでファウルで終わってしまったり、セカンドボールの回収もうまくいかず。ボール際、セカンドボールを回収する立ち位置、感覚、そういったところは洗練されていた。やはり経験の違いというのか、後手を踏んでしまった」と広島の強さを認めた。

 また、この試合中には、町田がロングスロー用の際にボールを拭くためにピッチサイドに用意したタオルに、広島側が水をかけるという行為が。会見でこの件について質問を受けた指揮官は「反スポーツ行為に値すると思う。ロングスローには守備の対応力で阻止するべき。正々堂々とやってほしい」と語り、Jリーグ等の対応を求めていた。

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