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【高校野球】尊敬する恩師のために プロ注目の2年生エース12K完投 東洋大姫路17年ぶり決勝進出

スポーツ報知 / 2024年9月29日 5時0分

最後の打者を三振に仕留め、雄たけびをあげた東洋大姫路・阪下漣

◆秋季兵庫県高校野球大会 ▽準決勝 東洋大姫路10―4神戸国際大付=延長10回タイブレーク=(28日・明石トーカロ)

 兵庫は準決勝が行われ、東洋大姫路が神戸国際大付を延長10回タイブレークの末に10―4で破った。神戸学院大付は3―2で三田学園にサヨナラ勝ちし、ともに3年ぶりの秋季近畿大会(10月19日~11月3日・ほっと神戸)出場を決めた。

 17年ぶりの決勝進出が決まった瞬間、東洋大姫路・岡田龍生監督(63)は晴れやかな表情を浮かべた。22年4月に母校の監督に就任してから初の近畿大会出場を決めた。「今日は阪下君のおかげ。(東洋大姫路では)近畿も行けないまま終わるのかなと思っていた」と、冗談を交えて喜びをにじませた。

 阪下漣(2年)が3球団のスカウトが視察する前で、4失点、12奪三振で完投。失点した6回は「満塁策を取ったのですが、僕の采配ミスかな」と、エースを責めなかった。好投した最速146キロ右腕は「岡田先生という強い味方がいることが(進学した)最後の決め手。ついていけば間違いないと自信を持って言える」と、思いを証明するように129球を投げきった。

 岡田監督は、コロナ禍で中止になった20年以来のセンバツ出場を懸けて近畿大会に臨む。「決勝も何とか頑張りたい」と指揮官。その前に、17年ぶりの優勝で弾みをつける。(森口 登生)

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