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【高校野球】大曲工が3年ぶり9度目の秋季東北大会切符獲得…3位決定戦で本荘を5―0で破る

スポーツ報知 / 2024年9月29日 11時23分

3回1死二、三塁、右前に先制2点適時打を放ち、ガッツポーズする大曲工・加藤主将

◆秋季秋田県大会▽3位決定戦 大曲工5―0本荘(29日・さきがけ八橋)

 大曲工の主将が一振り出決めた。3回1死二、三塁のチャンスで3番・加藤仁太遊撃手(2年)が初球でバットを振った。捉えた打球は右翼手の前に一直線。走りながらガッツポーズし、先制2点適時打を喜んだ。続く2死一、二塁では6番・相馬歓太右翼手(2年)が左前適時打を放ち、3―0と点差を広げた。

 先発した背番号1の高橋青空(あおく)投手(2年)が完封勝利。力のあるストレートで打者をねじ伏せ5回まで3安打に抑え、二塁を踏ませない。だが、グラウンド整備が終わった6回には安打と2つの四球から2死満塁のピンチ。しかし、本荘の4番打者を空振りの三振に抑え、ピンチを切り抜けた。

 7回にも無死一、二塁のピンチを迎えたが無失点。エースの力投に野手が応え、8回に2点を追加した大曲工が3年ぶり9度目となる秋季東北大会出場を決めた。

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