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琴桜が大関昇進披露宴 来場所は大の里昇進で3大関に 「今まで以上に気を引き締めて、優勝を目指してやる」

スポーツ報知 / 2024年9月29日 13時15分

大関昇進披露宴で鏡開きをした琴桜(右から2人目、左から)日本相撲協会・海老沢勝二評議員、佐渡ヶ嶽親方、乾杯の音頭を取った森喜朗元首相、1人おいて八角信芳理事長 (カメラ・堺 恒志)

 大相撲で今年初場所後に大関昇進を果たした琴桜(佐渡ケ嶽)の「大関昇進披露宴」が29日に都内で行われ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)、森喜朗元首相ら約1100人が出席した。琴桜は「先輩方の(祝賀披露宴)を見てきたので、自分も同じような形でこうやってできることをうれしく思います。上がったからこそできることですし、周りに支えられての大関披露だと思うので、本当にありがたい気持ちです」と感慨深げに話した。

 秋場所で大関在位4場所を数える。「もちろんそんなこと考えていないですけど、落ちなくて良かったです」と冗談を交えながら、「もちろん結果が求められる地位というのは、自分自身もわかった上で戦っているので、その中で自分がどれだけ力を出し切れるか、皆さんに認めていただけるかというのが大事。ここで終わりではないので、自分でやれることをしっかりやっていって、皆さんのお話や助言をしっかり聞かせていただき、自分らしく戦えればと思っています」と気持ちを新たにした。

 秋場所では、昇進後初めて2ケタ白星を逃した。一方で大の里(二所ノ関)が場所後に大関に昇進し、九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)では、1横綱3大関となる。「自分は変わらず同じようにやっていくだけなので、誰が相手でも一緒」と、あくまでに泰然自若を貫く姿勢を強調。一方で「負けないようにきっちりやっていくだけなので、今まで以上に気を引き締めてしっかりやっていきたいと思います。そういう地位だと思うので、優勝を目指してやっていくべき。お客様に喜んでいただけるような相撲を取っていくことがつながってくると思うので、そういうところを大事にして、自分らしくいければいいかなと思っています」と先輩大関としての意地をのぞかせていた。

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