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【ボーイズリーグ】札幌手稲が6番・武内和希の“ぎりぎりランニング弾”でようていにサヨナラ勝ち、3位争いをリード

スポーツ報知 / 2024年9月29日 18時49分

6回2死二塁で左翼線に2点ランニング弾を放ち、ホームに滑り込む札幌手稲の武内

◆エイチ・アイ・エスカップ第33回北海道秋季リーグ(29日、苫小牧清水球場ほか)▽第6節 札幌手稲11―10ようてい(6回時間切れ)

 札幌手稲がようていにサヨナラ勝ちして5勝2敗とし、3位を守った。

 2点を追う6回だ。2四球と暴投を足場に、内野ゴロで1点。さらに2死二塁で、6番の左打者・武内和希(2年)が「流すことを意識していた」と左翼線へ痛烈な打球をはじき返した。「三塁コーチャーが腕を回していたので」と三塁も蹴り、一気にホームへ。2点ランニング本塁打で劇的な幕切れとなった。6回の攻撃中に試合は2時間を越えており、時間制限ルールにより敗戦目前。ぎりぎりで飛び出した起死回生打がチームを救った。

 1試合目で2位を争っていた札幌北広島に敗れ、2戦目は気落ちしたのか。初回に四死球やエラーが重なり、いきなり6失点の重荷を背負った。札幌北広島戦で先発投手も務めた武内は、ベンチスタート。序盤に暗雲が垂れ込めたため、3回からグラウンドに送られると、バットで反撃のスイッチを入れ、ジワジワと追い上げた。“中学初本塁打”を含め全て適時打で3打数3安打4打点。まさに救世主となった。

 サヨナラのホームを突いても「ここで喜んではいけない」と笑顔なくベンチへ戻った武内は、「うれしいというより、ひと安心しました」と胸をなで下ろした。5勝2敗の3位につけて、残るは1試合(旭川道北戦)。全国切符を争う秋季北海道選手権(10月12日開幕)のシード争いが白熱する中、「団結して勝ちたい」と劇弾の勢いに乗って最終戦に挑む。(石井 睦)

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