Ｋｏｋｉ，、韓国発の大人気漫画実写化映画で主演＆ラブコメ初挑戦 すっぴんオタク女子がメイクで“女神”に変身

（左から）渡邊圭祐、Ｋｏｋｉ，、綱啓永（ｃ）映画「女神降臨」製作委員会

　モデルで女優のＫｏｋｉ，（２１）が韓国発のＷＥＢ漫画を２部作で実写化する映画「女神降臨　Ｂｅｆｏｒｅ」（２０２５年３月２０日公開）、「女神降臨　Ａｆｔｅｒ」（同５月１日公開、いずれも星野和成監督）に主演し、ラブコメに初挑戦することが２９日、分かった。

　１８年から「ＬＩＮＥマンガ」で連載され、４６か月連続で読者数ランキング１位を獲得した大人気漫画を映画化。Ｋｏｋｉ，演じる主人公・谷川麗奈（たにかわ・れいな）は地味でさえない容姿に悩み、不登校になってしまうが、メイクのテクニックを駆使して誰もが振り向く“女神”に変身を遂げる。映画ではオリジナル要素を盛り込み、メイクで人生を切り開いた麗奈が高校生から大人になるまで９年間の恋と夢を描く。

　２２年にホラー映画「牛首村」（清水崇監督）で女優デビューを飾り、ブルーリボン賞新人賞に輝いたＫｏｋｉ，は、ホラー大好きオタクという異質ながら愛嬌（あいきょう）たっぷりのキャラクターを熱演。表情からメガネの角度など細部にまでこだわり「本来みんなが隠したがる、すっぴん姿を全力で披露しました。コミカルなお芝居や変顔など、たくさんの新しい自分に挑戦しました」と胸を張る。「衝撃スッピン」と「女神メイク」のギャップに注目だ。

　同級生の男子は対照的な２人。クールな謎多き秀才・神田俊役の渡邊圭祐（３０）は「青春映画であり、ラブストーリーであり、人の成長を描いたヒューマンドラマでもあります」と奥深い物語を強調する。歌手を夢見る情熱的な五十嵐悠役の綱啓永（２５）は歌とギターを猛特訓したことを明かし、「夢、恋愛、友情への考え方がより良くなって、少しでも人生の背中を押してあげられる作品になれたら」と意欲を語った。

　〇…「フジテレビヤングシナリオ大賞」を史上最年少の１４歳で受賞した現役大学生の鈴木すみれ氏（２０）が脚本を手掛ける。Ｚ世代ならではの感覚で、女子の成長物語と恋心をユーモアを交えて描く。原作者のｙａｏｎｇｙｉ（ヤオンイ）氏は撮影現場を訪問。出演する３人と対面し、「完璧すぎるキャスティング！」と絶賛。「原作ファンの皆さんが満足する、すごくすてきな映画になると思うので、楽しみにしていてください」と話している。