Ｊ１札幌 ファン感謝イベントに４８７３人…ＭＦ荒野拓馬主将「厳しい戦いを勝ち抜くため一体感が生まれた」

サポーターズデーで集合写真に納まるJ１札幌の選手と来場者（クラブ提供）

　Ｊ１北海道コンサドーレ札幌のファン感謝イベント「サポーターズデー２０２４」が２９日、宮の沢白い恋人サッカー場で行われた。４８７３人が来場し、選手との交流を楽しんだ。最後はともに写真に納まり、盛況の中で終了。ＭＦ荒野拓馬主将（３１）は「皆さんと触れ合って一つになって、厳しい戦いを勝ち抜くためへの一体感が生まれたと思う」と後押しに感謝した。

　２８日のホーム・京都戦に２―０と３試合ぶりに勝ち、順位は１９位のままも勝ち点を２９に伸ばした。他チームの状況次第では残留圏（１７位以内）との勝ち点差を縮められる可能性もあったが、１６位湘南と１７位柏と勝ち点６差のまま、残り６試合での逆転を狙っていくことになる。道のりは簡単ではないが、多くの激励もじかに受けた荒野主将は「厳しい戦いが待っているが、しっかり準備していきたい」と前だけを向き、日々全力で取り組んでいく。