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【阪神】今季限りで現役引退の秋山拓巳がファイナルピッチセレモニーで聖地に別れ「次の涙は日本一まで…」

スポーツ報知 / 2024年9月30日 18時37分

ファイナルピッチセレモニーに臨んだ秋山拓巳(中)が原口文仁(左)、岩崎優と写真におさまった(カメラ・豊田 秀一) 

◆JERAセ・リーグ 阪神―DeNA(30日・甲子園)

 今季限りでの現役引退を表明している阪神・秋山拓巳投手が30日、ファイナルピッチセレモニーを行った。24日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)では、引退試合に登板。この日は、聖地のマウンドに最後の別れを告げた。

 打席には同学年のDeNA・筒香、捕手は同期入団の原口。苦楽を共にした同志のミットに投げ込んだ現役最後の1球は、惜しくもワンバウンドとなった。それでも、同学年の投手・岩崎、そして夫人から花束が贈られると、笑みを浮かべた。

 直後には、「阪神タイガース一筋15年、この阪神タイガースで引退することを決めました。引退発表してから泣いてばかりで、次の涙はタイガースのみんなに頑張ってもらって日本一までとっておきたいと思います。この15年間、皆様には本当に温かい声援をいただき、15年頑張れたと思います。これからは後輩たちが一生懸命阪神タイガースの伝統を守っていってくれると思うので、また声援をよろしくお願いします。15年間、ありがとうございました」と涙をこらえながらあいさつ。虎党からは万雷の「秋山コール」が送られた。

 試合前には、粋な演出もあった。いつも通りに、入念なウォーミングアップを行っていた秋山。だが、突如として球場に自身の登場曲「Put it on the line」が流れると、バックスクリーンには「秋山拓巳選手 虎一筋15年間お疲れ様でした」のメッセージが点灯。ナインからの温かい拍手が鳴り響く中、右腕は少し恥ずかしそうに笑みをこぼした。

 「楽しくやり切れた。引退発表してから色んな方に声を掛けていただきながら、最後に甲子園で皆さんの前で投げることができた。本当に恵まれた野球人生だった」。感謝の言葉と共に、右腕はグラブを置いた。

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