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巨人・山崎伊織が2年連続最終戦で10勝目へ「最後は欲を出す」 2日・DeNA戦に先発

スポーツ報知 / 2024年10月1日 5時10分

久保巡回投手コーチ(右)の指導を受けながら、ブルペンで投球練習をする山崎伊織(カメラ・宮崎 亮太)

 巨人・山崎伊織投手(25)が30日、昨季と同じく今季最終戦で10勝目をつかむ決意を示した。G球場で投手練習に参加し、先発予定の2日・DeNA戦(東京D)へ向けて調整。2年連続の2ケタ勝利は、あと2イニングに迫った2年連続規定投球回到達も意味する。「前の試合で10勝目と規定両方行こうと思っていたんですけど、両方無理やったんで。もう優勝が決まっているんで、しっかりと取りにいきたい」と闘志を燃やした。

 10勝目へ3度目の挑戦だった26日・DeNA戦(横浜)は2回2/3を4失点。中5日で雪辱のマウンドとなる。昨季は10勝に6度足踏みしたが今回と相手も舞台も同じ最終戦でプロ初完封を飾り、節目に到達した。「最後は(個人成績に)欲を出していってもいいんじゃないかな。『絶対抑える』『絶対ここはこの1点で止める』とか、そういう部分をより強く持っていきたい。最後は気合」と覚悟をにじませた。

 最終戦で登板を託されたのは、親心もあるだろう。杉内、内海両投手コーチからは「伊織、10勝目取ってきてくれ」と期待の言葉を受けた。「すごくありがたいです。しっかりと勝って、よかったとみんなに思ってもらえるようにしたい」。周囲の思いに、結果で応えるつもりだ。

 今季は開幕から主にカード頭の火曜日の先発を担い、チームの力になってきた。だが後半戦は苦しみ、9月には登録抹消も経験した。菅野、戸郷との3本柱がいい状態でそろえば、ポストシーズンで相手には脅威。復調を印象づけ、再加速したい登板にもなる。「状態も上げていかないといけないので、そういうきっかけになる試合にしたい」。笑顔でレギュラーシーズンを締め、日本一の道へと進む。(田中 哲)

 ◆巨人の23年最終戦 10月4日・DeNA戦(東京D)で、山崎伊が先発。自身初の10勝目へ7度目の挑戦だったが、1点の援護を守り切り、2安打無四球でプロ初完封勝利を挙げた。この年限りで退任した東海大の先輩・原辰徳前監督のラストゲームに花を添える形ともなった。

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