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【阪神】本拠最終戦で完封負け 8回まで継投ノーノー許す 今季2度目の無安打無得点は阻止も後味悪く…

スポーツ報知 / 2024年9月30日 21時15分

4回1死一、三塁、空振り三振に倒れる佐藤輝明 (カメラ・豊田 秀一)

◆JERAセ・リーグ 阪神0―2DeNA(30日・甲子園)

 阪神が甲子園での今季最終戦で、8回まで継投で無安打無得点に抑えられ、DeNAに完封負けを喫した。相手先発・吉野に6回までを無安打に抑えられると、伊勢、佐々木からも安打が出ない。9回無死、抑えの森原から先頭の近本が左前にようやく初安打を放ったが、得点にはつながらなかった。

 投手陣は先発・青柳が3回まで毎回走者を出しながらも、2つの併殺を奪うなど無得点に切り抜けた。

 4回からは、先発が主戦場の村上が2戦連続で救援登板した。前回登板の27日・広島戦(マツダ)ではサヨナラ負けを喫し、悔し涙を流していた右腕。この日は、青柳同様に毎回走者を背負っての投球となった。

 両軍無得点で迎えた6回1死一塁、代打・宮崎に左翼ポール際2ランを被弾。1球前には同じく左翼ポール際に特大ファウルを放たれており、“打ち直し”の一発で均衡を破られた。

 7回からは、この日1軍に昇格したばかりの4年目右腕・佐藤蓮がプロ初登板。1イニングを3者凡退で切り抜けた。

 8回には、6年目左腕・川原がこちらもプロ初となるマウンドへ。2死一、二塁のピンチを招いたものの、1回無失点とした。9回は、岩崎が無失点投球を披露した。

 投手が踏ん張りを見せるも、攻撃陣が沈黙。5月24日の巨人戦(甲子園)では戸郷に無安打無得点を献上しており、あわや今季2度目の屈辱を味わうところだった。1シーズンに同一チームが2度の同記録を許したのは、セ・リーグでは68年大洋のみ。不名誉タイ記録こそ免れたものの、後味の悪い1敗となった。

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